全国初!水戸ホーリーホックの珍しいクラブハウス
J2で活躍するプロサッカーチーム「水戸ホーリーホック」が、全国的にもめずらしい、廃校を活用したクラブハウスを、今年(2018年)1月に開設しました。茨城県城里町にできたこの施設の名前は、「アツマーレ」といいます。 敷地面積は、2万平方メートルほどで、天然芝のグラウンドも2面あります。選手たちの練習は一般にも公開されています。
3年前に廃校になる前は「七会中学校中学校」という中学校だったため、黒板やロッカーなども再利用しているので、なつかしい雰囲気です。 以前図書室だった部屋には、今も大きな棚に本が沢山並んでいます。この部屋は、選手たちがミーティングをしたり、食事をしたりする部屋でもあります。 所属選手たちが、治療、リハビリ、マッサージを受けたりする、メディカルルームや、社長室、監督室なども入っています。
一般の人たちが利用できるトレーニングジムや会議室も備えています。選手の皆さんと一緒にジムを利用できるなんて、あまりない経験ですよね。 敷地内には、城里町役場七会町民センターもあります。パン教室やヨガ教室などの機能もあり、日常的に地域とクラブがふれあえる環境になっています。 これらのふれあいを通して、城里町周辺にも徐々にファンを増やしているようです。
先日は、地域密着型の新しい試みを見学するために、Jリーグの他のクラブの代表の皆さんも訪れたそうです。 あの「ジャパネットたかた」の創業者、高田明さんの顔もあったようです。株式会社「V・ファーレン長崎」代表取締役社長ということで、見学に参加されたそうです。また、Jリーグの村井満チェアマンにも、地域との連携を深める施設として、評価していただきました。 練習グラウンドは、自然豊かな環境の中にあるので、選手の皆さんも気持ちよく練習できると良いと思います。辺りには桜の木もたくさんあるので、桜の季節にはきれいだと思います。 身近なプロサッカークラブ「水戸ホーリーホック」とふれあうために、ぜひ遊びに来て下さいね!